イオンが太陽光発電システム販売を開始


イオンが太陽光発電システム販売を開始

2009年12月28日

このブログの8月23日記事「太陽光発電システムのSC・家電量販店での販売」で、家電量販店大手のヤマダ電機、コジマが太陽光発電システムの販売を開始した。ヤマダ電機は中国の最大手サンテック、コジマはホームページを見るとシャープ・三菱電機・三洋電機の各太陽光発電システムを販売している。今日の記事はスーパーが太陽光発電システムを販売する話題だ。12月24日付の東京新聞サイト記事「太陽光 スーパーも熱い視線」から一部を引用する。

イオンは二十三日、二〇一二年二月までに太陽光発電設備の売り場をジャスコ、サティなどグループ約三百五十店舗に拡大する方針を明らかにした。消費者の環境への関心が高いと判断したためで、大手スーパーが太陽光発電設備の販売に本格的に取り組むのは初めてという。身近なスーパーで購入が可能になれば、普及を後押しすることになりそうだ。

太陽光発電分野でイオンと提携している京セラ製を扱う。これまでもショッピングセンターに京セラのショールーム三店舗を出店していたが、今年十月からは独自に売り場の展開を始め、現在は六十店舗に設置。主に家電売り場の一角を活用してコーナーを設け、太陽光パネルの見本などを展示する。

イオンは来年二月までに百十三店舗に増やす計画で、既に顧客に太陽光発電設備について説明できるように従業員約七百人を教育した。売り場ごとに四~五人を割り当て、常時、対応できるような態勢を整える。このほか、施工業者と見積もりなどの調整にあたる専任スタッフ約三十人もそろえた。
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イオンの担当者は「どこで購入したらいいのか分からなかった人に、商品の相談ができる機会を提供したい」と説明しており、三年間で百五十億円程度の売り上げを目指す。
...(C)東京新聞

今度はイオングループがジャスコ、サティなどの店舗に太陽光発電の売り場を設けるそうだ。既にスタッフの教育も行い、各店舗に要員を4,5人割り当てて常時対応可とする、とのことだ。

このイオングループで販売する太陽光システムは京セラ製。イオンと京セラは業務提携している。「イオンと京セラの業務提携について」によれば、今年5月にこの業務提携が発表されている。この発表内容によれば、業務提携は次の項目だ。

1.イオンのショッピングセンターへの京セラソーラー販売店等のテナント出店
2.イオングループ企業における住宅用太陽光発電システムの販売及び施工
3.住宅用太陽光発電システムの販売支援とソーラーローンの販売開始
4.両社によるお客さまとの環境コミュニケーションについて
(C)イオン、京セラ

この項目「3.住宅用太陽光発電システムの販売支援とソーラーローンの販売開始」がこのたび開始した、ということだろう。

ブログ前回記事でも書いたが、太陽光発電システムがこのように多様な販売形態になると、設置工事のレベルが懸念材料になる。今回も設置工事はイオンが直接やるわけではなく委託業者が行う。太陽光発電システムは屋根の工事と高電圧を伴う異種の業種の工事とも言える。屋根の工事オンリー業者や屋根施工未経験の電気屋には工事を任せられない。特に後者の工事では長期間経過後の雨漏りが心配だ。工事のレベルを保つために、「太陽光発電システム工事資格」のような資格試験が必要な時期になっているのではないか。

 
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