Appleが太陽電池の組み込み特許を申請


Appleが太陽電池の組み込み特許を申請

2010年01月29日

新製品iPadの発表で人気沸騰のAppleだが、今日の話題はiPadではなくiPod関連。CNET Japanサイト1月25日記事「アップル、ソーラーパネルを内蔵する電子機器を検討中か」から一部を引用する。

Appleは、「iPod」のエネルギー源として太陽に目を向けている。

Appleの従業員が、組み込み型太陽電池を使って給電する電子機器に関連する特許を申請したことを、ウェブサイト「Patently Apple」が発見した。「Power Management Circuitry and Solar Cells(電源管理回路と太陽電池)」と題されたこの申請は、2008年8月に提出され、米国時間1月21日に正式公開された。

ただしこれは、太陽光から電力を得る電子機器に関連してAppleが初めて申請した特許ではないようだ。2006年10月、今回の特許を申請した従業員たちの少なくとも1人によって、「Solar Cells on Portable Devices(携帯機器上の太陽電池)」と題した、より汎用的な特許が申請された。この申請が2008年に公開されたとき、元をたどるとAppleのiPod担当エンジニアに行き着いた。

2006年の特許申請では、独立したソーラーパネルを組み合わせるのではなく、透明の太陽電池を表面に張りつけた、iPodのような小型の機器を想定している。

今回公開された特許申請は、機器上の複数の太陽電池から供給される電流を管理する電気電子工学を取り扱っている。たとえば、この特許申請では、機器への電力供給や機器の電池充電のために、太陽電池から十分な電圧を確保する方法を概説している。

太陽光発電に関連する申請特許公開の1週間前にあたる1月14日には、家庭用エネルギー管理に関するAppleの特許申請が明らかになった。このなかでAppleのエンジニアらは、家庭内の配線を利用して電力とデータの流れを管理することにより、複数の電子機器に対し効率的に電力を供給する方法を記述していた。(C)CNET Japan

企業の新製品開発の情報はウワサ以外に漏れることは少ない。今回のニュースは、Appleが太陽電池をiPodなどに組み込む戦略が特許申請により判明してしまった、とも言える。太陽光エネルギーから電力を得て電子機器に給電する特許はAppleはこれで2つ目とか。前回の特許では、透明な太陽電池をiPodに貼り付けたようなイメージのようだ。ただそれでは貼り付ける面積が小さすぎ、太陽電池の出力は非常に小さいだろう。想像だが、太陽電池とリチウムイオン電池を組み合わせ、効果的な電力使用となるようにソフトで制御するのだろう。要するに、スマートグリッドのマイクロ版とでもいうイメージだろう。

それにしてもAppleは元気だ。iPodやiPadなど、かつてはSonyの独壇場だった分野だ。数週間前にもAppleは別の特許を申請した。それは家庭内の電力制御技術のようだ。家庭内の電力を効率よく制御するインテリジェントコントローラのような機器を考えているのかもしれない。いや、機器同士がお互いにコミュニケーションして制御しあうものかもしれない。いままでに無いコンセプトの製品を出せる会社は日本には少なくなってしまった。いまやAppleがその筆頭、と言えるだろう。

 
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