太陽光発電買取の電気料金上乗せは2011年から


太陽光発電買取の電気料金上乗せは2011年から

2010年01月25日

1月22日付の共同通信サイト記事「電力10社、料金に上乗せせず 10年度、太陽光買い取りで」から。

住宅などの太陽光発電で余った電力を従来より高値で買い取る制度で、全国の電力10社は22日、所要費用を電気料金に上乗せするのを2010年度は見送ると発表した。制度が09年11月にスタートしたばかりのため対象期間が短く、買い取った電力量がわずかだったため。

一般家庭や企業などの電気利用者が上乗せ分を実際に支払うのは11年度からとなる。国の試算では、家庭で月額30円程度の負担増になる見通しだ。

余剰電力の買い取り制度は、二酸化炭素(CO2)を排出しない太陽光発電の普及を促すのが狙い。電力会社が1月から12月までの1年間の買い取りで使った費用を、翌年度の予想電力需要量で割り、1キロワット時当たりの単価を算出。各利用者の電気使用量に応じて毎月の電気料金に上乗せして回収する仕組み。

09年分は10社とも算定額が1銭未満。1銭未満の場合は翌々年度にまとめて上乗せする規定に基づき、10年度は上乗せ額をゼロとすることにした。(C)共同通信

昨年11月より前は、電力会社の買い取る太陽光発電の余剰電力の価格は使用料金と同額だった。それが11月から約倍の価格で買い取る制度が始まった。その高値で買い取る資金は、電力使用ユーザから広く徴収することになっているが、その上乗せは2010年は行わない、と各電力会社は発表した。

その理由は、高値買取が昨年11月からなので高値で買い取った電力が少なかったため、とのことだ。

なおその電気料金上乗せは、2011年から始まる。国の試算では上乗せ料金は標準家庭で月額30円程度、とのこと。しかしあらゆる種類の自然エネルギー出力電力(風力発電など)を余剰ではなく全量買い取る仕組みが検討されているが、もしそうなると上乗せ料金は30円程度ではすまなくなる。このブログでも何回も指摘しているように、太陽光発電システムの未導入家庭が不公平になるこの上乗せは検討すべきであり、国の資金(税金)の投入がどうしても必要になる、と私は考えている。

 
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