中国の太陽光発電システム検査・測定実験室


中国の太陽光発電システム検査・測定実験室

2009年09月18日

今日も中国の話題。朝日新聞サイト9月17日記事太陽光発電システムの測定実験室、保定市に建設へから一部を引用する。

現在、廈門(アモイ)市で開催されている「河北省保定・中国エレクトロニックスバレーPR会」で、保定国家ハイテク区管理委員会と中国科学院電子工学研究所が、「中国科学院・太陽光発電システム検査・測定実験室」を共同建設する契約を取り交わした。「科学時報」が17日伝えた。

同プロジェクトの投資総額は9000万元、敷地面積は2ヘクタール。中国科学院が手がける「太陽エネルギー行動計画」における、太陽光発電システムのコントローラーとインバータ、追跡システムの研究実験などを対象に検査・測定を行うプロジェクトで、この実験室は国内で唯一の太陽光発電がシステムの検査・測定プラットフォームとなる。

保定国家ハイテク区管理委員会の責任者によると、実験室は太陽光発電均衡システムによる測定・研究を行い、モデルとなる国家級の公共研究センターとして建設され、世界的に権威ある検査・測定センターを目指す。このプロジェクトによって保定ハイテク区はハイテク検査能力を備え、太陽光発電製品の認証速度を高め、新エネルギーと新光源産業の集約を後押しする。 (C)朝日新聞

中国の保定市の「保定国家ハイテク区管理委員会」とあるから、保定市はハイテク企業・研究区がある先進市だろう。その管理委員会とは政治組織と推察される。その委員会と、中国の国の研究機関と思われる中国科学院電子工学研究所が共同で、太陽光発電の検査・測定実験室を建設する、という話題だ。

このブログの8月31日記事中国の太陽電池技術で、中国は太陽光発電の基礎技術を持っていない話を書いた。そしてその最後に
「もし中国政府が本腰を入れて太陽電池技術に資金を投入すれば、この分野の先進国日本もうかうかしていられないだろう。」
と書いた。今日の引用記事は、中国政府が太陽光発電の基礎技術レベルアップに本腰を入れ始めた証拠、と私は考えている。

 
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