国内最大級の環境型都市「柏の葉キャンパスシティ」は放射能ホットスポット


環境型都市と放射能

2011年07月14日

朝日新聞サイトの7月12日記事「国内最大級の環境型都市、14年春に中核完成 千葉・柏」から一部を引用する。

三井不動産は12日、千葉県柏市で工事が進む国内最大級のスマートシティー(環境型都市)の中核的な区画が2014年春に完成すると発表した。エネルギー需給を一元管理して住民がいつでも確認できるようにし、節電を促すシステムを導入。地熱や太陽熱などの未利用エネルギーも使うエコタウンをめざす。

「柏の葉キャンパスシティ」と呼ばれる街づくりで、約2万4千平方メートルの中核区画にはホテルや住宅、ホール、商業施設、オフィス棟を建設する。投資額は約170億円。いずれも今春、着工した。...(C)朝日新聞

千葉県柏市に国内最大級の環境型都市、「柏の葉キャンパスシティ」という街づくりが進んでいる。この中核区域が2014年に完成する、とのことだ。これを建設するのは三井不動産。太陽光発電のみならず、地熱や太陽熱なども使うエコタウンを目指す計画だ。

名称に「柏の葉キャンパス」と”キャンパス”を含むのは、この場所に東京大学のキャンパスがあるからだ。(千葉県柏市に「東京」大学ねぇ~~、と思うのは私だけか。)このプロジェクト、理想を追求していて大変すばらしいが、今となっては場所が悪い。それは、柏市が放射能のホットスポットだからだ。

東京大学サイトの東京大学環境放射線情報を見るとわかるが、この東大柏キャンパスの放射能測定値は極めて高い。東大の他の都内キャンパスが本日現在0.04~0.12μSv/hなのに、柏キャンパスは0.25μSv/h付近だ。過去データを見れば、柏の値は非常に高かったことがわかる。

アイデア、理念は優れた「柏の葉キャンパスシティ」なのだが、残念ながら放射能まみれの街になってしまった。環境優先の街が放射能の街。この街を創っている三井不動産としては、東電に賠償請求したいくらいだろう。

ちなみに私の住んでいる場所はこの柏市から遠くはない(が近くはない)ところだが、やはりホットスポットであることがわかった。市の調査では、近隣の公園はなんと0.5μSv/hにもなるのだ。もう脱原発しか選択の余地は無いはずだが、マスコミはこぞって脱原発派を揶揄している。このままでは更なる地震で日本中の原発が火を噴く(放射能を撒き散らす)ことを恐れている。

 
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