電気自動車向け太陽光急速充電システム


電気自動車向け太陽光急速充電システム

2009年08月25日

8月20日付、毎日新聞サイト記事「日産・昭和シェル石油:電気自動車向け太陽光充電を共同開発」から一部引用。

日産自動車と昭和シェル石油は19日、電気自動車(EV)向けに太陽光発電を利用した急速充電システムを共同開発すると発表した。昭和シェルの次世代太陽電池技術と日産の車載用リチウムイオン電池技術を融合。太陽光を急速充電システムのエネルギー源とすることで、EVの走行時だけでなく、発電時も二酸化炭素(CO2)などを排出しない「ゼロエミッション」を目指す。

国も「電気自動車普及環境整備実証事業」として、開発費の一部を支援する。新型急速充電システムを開発できれば、昭和シェル系列のガソリンスタンドに配備する予定で、停電が発生した場合は家庭などへ電力供給する拠点としても活用できるようにする計画だ。

10年に5人乗りEV「リーフ」を発売する日産は、急速充電システムの早期実用化を図り、「究極エコカー」としてPRしたい考えだ。(C)毎日新聞

来年に発売予定のEV「リーフ」は、価格をガソリン車並みにおさえるとゴーン社長が発表したそうだが、可能だろうか。それはさておき、EV普及にはガソリンスタンドに急速充電システムの設置が急務となる。その思惑が、日産と昭和シェルで一致し、太陽光充電システムの共同開発、となったのだろう。ちなみに昭和シェルは太陽光発電パネルメーカーである。

さてEVには、2つの問題がある、と考えている。一つは電力。EVが普及しすぎると膨大な電力が必要となり、環境に優しいはずのEVの普及が原子力発電所の増加につながらないか、という危惧だ。その解決策のひとつとして、今回のような太陽光を利用した急速充電システムのガソリンスタンドへの設置は極めて有効だろう。

もうひとつの問題は、太陽光発電とは無関係だが、EV走行音が静か過ぎることによる交通事故の増加だ。現在のプリウスレベルでも音が静か過ぎて車が近づいても気が付かないことがあるからだ。これは人工走行音の研究がされているようなのでそれに期待したい。

 
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