北九州市の工場屋根で太陽光発電すると巨大な発電量


工場屋根の太陽光発電

2012年01月26日

朝日新聞サイトの福岡・北九州版1月21日記事「工場屋上使い太陽光発電 事業化へ協議会」から一部を引用する。

工業が盛んな北九州市の臨海部に広がる工場の屋根などに太陽光発電のパネルを敷き詰めよう――。市や地元企業などが26日、そんな事業のビジネス化をめざす協議会を発足させる。工業地帯の特性を生かし、太陽光発電を普及させる道を探る。

協議会は、市と地元企業が開いていた太陽光発電の普及に関する検討会を発展させるもの。市が事務局を務め、地元企業21社と北九州商工会議所が会員、オブザーバーとして九州電力と九州経済産業局も加わる。

市環境未来都市推進室によると、市の沿岸部を中心に広がる工場や倉庫など約1万2千軒の屋上や土地は706ヘクタール。このうち北向きだったり、建物が老朽化していたりして太陽光発電に不向きな場所を除いても、太陽光発電パネルを置ける面積は323ヘクタールに上る。

323ヘクタール全体で太陽光発電をした場合、年間発電量は3億2300万キロワット時。一般家庭の年間使用量を3500キロワット時とすれば、単純計算で9万世帯余りの電力を賄えるという。
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市の担当者は「工業地帯の地域特性を最大限に生かし、施行後2、3年をめどに事業化の可能性を探りたい」としている。(C)朝日新聞

メガソーラーを建設する際に最初に問題になるのは、日照の良い広い土地の確保だ。先ずはそれが解決できないと話は先に進まない。その解の一つが、今日話題の、工場や倉庫の屋根の利用だ。

北九州市では、工場・倉庫の屋根に太陽光発電パネルを敷き詰めて太陽光発電ビジネスを検討する協議会を発足させた。事務局は市だ。

市によると、太陽光発電の設置が可能な屋根の面積は、合計で323ヘクタールにも上るそうだ。もしこのすべてに太陽光発電パネルを敷設したとき、年間発電量は3億2300万キロワット時とのこと。この数字から類推すると、太陽光発電の出力は約32万キロワット、即ち320メガワットとなる。メガソーラー、それも巨大だ。

実際にはすべての屋根に太陽光パネルを置くわけではないのでここまでの出力にはならないが、「やる気」になれば土地の取得費用無しでここまで巨大なメガソーラーが建設可能ということになる。

これは、他の工場地帯の市町村でも是非検討してもらいたい事例だ。

 
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