ドイツでの太陽光発電の買取価格の見直し


ドイツでの太陽光発電の買取価格の見直し

2010年01月31日

このブログの1月21日記事「ドイツの太陽光補助金削減余波で日本の関連株下落」で、ドイツの太陽電池向け補助金の削除観測が強まり関連株が全面安となった話題を書いた。今日の話題はそれに関連したドイツの話題だ。環境ジャーナリストの村上敦氏のブログの1月23日記事ドイツのソーラー事情についての最後の方の記述を引用する。

2009年には太陽光発電のシステム価格が3割ほど急落したため、2009年から2010年の小型の太陽光発電の固定買取り価格は9%低下させたのですが、それだけでは足りません。そこで、4月1日に施行され、7月1日から有効になる新しい法案の審議を開始しました。

これによると、7月1日から新たにおよそ20~30%の買取り価格の低下が見込まれています。(C)村上敦

固定価格買取制度(FIT)の先駆者であるドイツの買取価格が下落する。その背景は、太陽光発電のシステム価格が2009年に3割ほど急落したことだ。またドイツにおける太陽光発電の導入が急速に進展していることも大きい。そのため2009年から2010年の買取価格を9%低下させたのだが、それでも足りずにもっと低くしなければならない。そこで、さらに20~30%も買取価格を下げる法案の審議が始まった、ということた。なおこの法案は7月1日施行とか。買取価格は最低でも現行より20%は下落する、ということだ。

日本では昨年11月からの固定価格買取制度の遅まきながらの開始で買取価格が以前の倍になった。2010年度は太陽光発電の国の設置補助金も継続されるため、日本でも太陽光発電は導入が急速に進むだろう。ということは2011年度の電気料金に上乗せされるサーチャージも予測より高めになるかもしれない。さらに太陽光発電のシステム価格はさらに下落することは間違いない。ということで、日本でも2012年度あたりから買取価格の大幅見直しが始まる可能性が大、と私は予測する。まだ太陽光発電を導入していない家庭では、システム価格がだいぶ下がるであろう2011年には導入しておいたほうが良いだろう。

 
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