イタリアの太陽光発電


イタリアの太陽光発電

2009年12月08日

今日はイタリアの話題だ。少々古いが、ロイターサイトの11月18日記事「三菱電機、サッカー場5面分の太陽電池パネルをイタリア生協に納入」から一部を引用する。

三菱電機は18日、イタリアの生活協同組合に太陽電池パネルを納入したと発表した。設置容量は2.9メガワットで、三菱電機として過去最大の案件となった。

太陽光発電システムの設置面積は2万1000平方メートルでサッカー場5面分に相当。イタリア内では、1棟の建物に設置したものとして最大規模になるという。

太陽電池パネルは、イタリアの生活協同組合「コープ」に今月納入。太陽光発電システムは、コープが新築した物流センターの倉庫の屋根のほか駐車場に設置した。三菱電機によると、これまでの太陽電池パネルの納入実績は、昨年10月に米国カリフォルニア州の農場に納入した1.9メガワットが1件あたりの案件として過去最大だった。

三菱電機の2009年3月期の太陽電池の販売容量は156メガワットで、売上高は約540億円だった。今回の太陽電池パネルの販売金額を明らかにしていないが、イタリアのコープによると、パワーコンディショナーやケーブルのほか、システム部材などの据え付け費用を含めて、今回の太陽光発電システム設置にかかった金額全体で1350万ユーロ(約18億円)だったという。

イタリアでは太陽光で発電した電力の買い取り制度(フィード・イン・タリフ)が整備され、太陽光発電システムの導入が進んでいる。欧州太陽光発電協会(EPIA)によると、イタリアの2008年の設置量は258メガワット(2007年は42メガワット)で、日本の230メガワット(同210メガワット)を超えた。欧州内ではドイツやスペインに次ぐ規模となっている。(C)ロイター

この記事の最後に、イタリアの太陽光発電の現況が書かれている。イタリアは他のヨーロッパ諸国と同様に太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)が整備され、太陽光発電の導入が進んでいる。イタリアの2008年の設置料は258メガワットで、日本の230メガワットを超えた、とのことだ。ヨーロッパでは太陽光発電の先進国はドイツとスペインだが、イタリアはその次の規模、という。

さてそのイタリアに、三菱電機が大規模太陽光発電システムを納入した。納入先はイタリアの生活協同組合で、設置面積はサッカー場5面分と巨大な広さ。生協物流センターの屋根と駐車場に設置した。発電量は2.9メガワットと、メガソーラーだ。

このシステムの設置費用は1350万ユーロ、約18億円とのこと。出力は2.9メガワット、つまり2900キロワットなので、1キロワット当たりの設置費用は約62万円となる。日本国内の家庭用太陽光発電システムの設置単価と比較すると少し安めだ。ただ、今は円高なので単純には日本国内の価格とは比較できないだろう。

 
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