江南市役所の太陽光発電システムは1キロワット当たり133万円と高額


1kw当たり133万円の高額太陽光発電システム-2

2010年04月12日

このブログの昨年9月8日の記事「1kw当たり133万円の高額太陽光発電システム」で、江南市の市役所屋上に1999万円の予算で出力15キロワットの太陽光発電システムを設置する予定であることを書いた。そしてそのシステムは、1キロワット当たりの単価が133万円と、信じられない高い価格であることも書いた。ついにこの太陽光発電システムが完成した。読売新聞サイト中部版の4月3日記事「市役所の屋上で太陽光発電稼働 江南市」から一部を引用する。

江南市役所の屋上に太陽光発電パネルが設置され、稼働を始めた。1階ロビーには、訪れた市民に発電状況や発電システムを知ってもらうため、表示板も備え付けられた。

屋上の空きスペースに180ワットを発電できるパネルが84枚設置され、最大で15キロ・ワットの発電能力がある。電力は庁舎内で使われる。事業費は約2000万円で、全額が国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金で賄われる。(C)読売新聞

前回記事は毎日新聞、今回は読売新聞の引用だが、出力15キロワットと事業費2000万円という重要な情報は同一だ。若干の違いは、太陽光パネルだ。先の記事では、出力208ワットが72枚だが、今回記事では出力180ワットが84枚という違いだ。しかし出力はどちらも15キロワットと同一だ。

ということは、前回のブログ記事で一番問題にした、1キロワット当たりの設置単価が133万円という驚異的に高価な金額(通常の倍)は、今回の引用記事をもってしても変わらないということになる。

前回ブログでは、太陽光パネルの設置に費用がかかる可能性も書いたが、今回の画像を見ればわかるとおり、単純な設置架台であり費用がかかったとは思えない。1階ロビーに設置されたモニターが高価なのかもしれないが、いくらなんでも設置価格が倍に跳ね上がるほど高価なモニターとは考えにくい。

一番の問題は、この事業費2000万円が全額、国の交付金ということだ。江南市の財政も市民の懐も全然痛んでいない。だから大盤振る舞いをしたのか。役所と結託した業者と政治家が大もうけした、という話なのではないだろうか。

 
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