三洋電機の太陽光充電タイプのランタン


三洋電機の太陽光充電タイプのランタン

2009年11月22日

このブログの10月13日記事「味の素のインドの村に太陽光ランタン活動」で、味の素がインドの村に太陽光発電で充電できるソーラーランタンを寄贈・普及させる活動で受賞した話題を書いた。今日はウガンダの太陽光充電型LEDランタンの話題。11月20日付の朝日新聞サイト記事「ウガンダの夜を照らせ、三洋のランタン 太陽光で充電」から一部を引用する。

アフリカや東南アジアの電気が通じていない地域向けに、太陽光で充電して使えるLEDランタンを三洋電機が売り出した。開発のきっかけは、ウガンダの大臣からの一通の手紙だった。

商品名は「エネループランタン」で、0・5ワットのLEDランプ二つを搭載。太陽電池パネルでランタン内のニッケル水素電池に充電する。よく晴れた日なら約6時間で充電が完了し、ろうそく1本分の明るさの1ルクスで20時間、8ルクスなら5時間使える。
...
電化率が都市部で20%、地方でわずか4%にとどまる同国では、夜はケロシン(灯油)ランプの利用が一般的。すすで子どもが気管支炎になるなど健康被害が広がり、政府は頭を痛めていた。
...
「落としても割れないよう頑丈に」「子どもが虫捕りカゴのようにつり下げられ、机にも置いて勉強できる形が良い」――。デザイナーも交えて意見を出し合い今年1月に試作品が完成。9月に250個をウガンダに寄贈し、10月からは販売も始めた。

1個約6千円の想定販売価格は、現地の平均的な世帯の1カ月分の収入に相当し、安くはない。それでも政府高官は市民を集めて製品発表会を開き、灯油ランプを吹き消して、「これに変えよう」とアピールしてくれた。

...オランダのフィリップスなども同様の商品を出しており、競争が始まる気配もあるという。三洋は今後、インドネシアなどの無電化地域への売り込みにも力を入れ、数年以内に100万個の販売を目指す。(C)朝日新聞

10月13日に紹介した味の素のランタンと今日の話題の三洋のランタンは同じランタンでもタイプが違う。味の素がインドの村に寄贈したものは、太陽光パネルのある充電ステーションと太陽光パネルの無いランタン。三洋の製品は、各ランタンに太陽光パネルがあるタイプで、充電ステーションは不要なタイプだ。

ウガンダでは電化率が都市部で20%、地方で4%とかなり低い。夜の照明は灯油ランプが一般的で、煤による健康被害が広がり始めていたそうだ。そのウガンダの大臣から三洋への手紙をきっかけに開発したランタンは、0.5ワットのLEDランプ2つを搭載し、ランタン内の三洋お家芸のニッケル水素電池に充電。ろうそく1本分の1ルクスなら20時間、8ルクスなら5時間使用できるそうだ。充電時間も、よく晴れた日なら約6時間とのことだ。

三洋はウガンダにこのランタンを250個寄贈し、販売も始めた、とのことだ。ただ1個の価格は6千円と、同地の1ヶ月分収入に相当する、というからかなり高価だ。これは三洋にとって社会活動ではなく企業として利益を追求する製品なので安くすることは困難が伴うだろうか。ただフィリップスも同様製品を販売しているとのことなので、競争の原理で価格はどんどん下がるだろう。

また、このように各ランタンに太陽光発電パネルを取り付けると価格はあまり下げられないと予想されるので、味の素がインドに寄贈したような、太陽光発電パネルを供えた充電ステーション1基+太陽パネルの無いランタン数十台、の組み合わせの製品も是非開発すべきだ。そのほうが全体としては安くなることが予想される。

 
QLOOK ANALYTICS