中国電力のメガソーラーは出力2メガワット


中国電力のメガソーラー

2011年05月16日

このブログでは電力各社の設置・計画の大規模太陽光発電所(メガソーラー)について何回か記事を書いたが中国電力のメガソーラーについては書いたことがなかった。今日はその中国電力のメガソーラーの話題だ。5月13日付けの朝日新聞サイト記事「中国地方初のメガソーラー、全容現す 12月稼働目指す」から一部を引用する。

中国電力(本社・広島市)が、福山市箕沖町の埋め立て地で建設を進める大規模太陽光発電所「メガソーラー」が、全容を現した。...再生可能なエネルギーを生み出す中国地方初の施設で、送電線との接続工事や試験運転などを経て、12月からの稼働を目指す。

「福山太陽光発電所」と命名され、発電出力は3メガワット。昨年10月に着工し、太陽電池パネル1万6544枚を並べるのに今月9日まで約4カ月かかった。パネルの総面積は、マツダスタジアム(広島市)約2個分の約4万5千平方メートルに及ぶ。
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発電所の敷地は、97年に電力需要の伸び悩みから計画を断念した火力発電所の予定地。全体で約20万平方メートルの広さがあり、さらに出力4メガワット分の太陽電池パネルを並べることができる。実現すれば計7メガワットの出力が期待できるが、増設は現時点で決まっていないという。
...(C)朝日新聞

設置場所は広島県福山市の埋立地。出力は3メガワットのメガソーラーだ。

太陽光パネルの枚数は16,544枚で、その太陽光パネル設置面積は45,000平方メートル。ということは、太陽光パネル1枚の面積は、割り算をすると約2.72平方メートルだ。家庭用の太陽光パネルは通常1枚の面積は1.5平方メートルなので、その倍近い面積だ。事実、画像でも、太陽光パネルは通常より大きく見える。

この枚数で出力は2メガワット、つまり2,000キロワットだ。ということは、太陽光発電パネル1枚当たりの出力は、約0.12キロワットとなる。これは驚いた。太陽光パネル1枚の面積は通常の2倍近いのに、出力は通常の6割程度なのだ。このメガソーラーの太陽光パネルは、かなり変換効率が低い製品だ。

メガソーラーは設置場所が広いので、一般家庭の屋根と異なり、設置面積の制約は受けにくい。そこで、変換効率は低くして設置面積を多くして必要な出力を得、そしてコストは低い、という路線を中国電力は採用したのだろう。それにしてもこれだけ変換効率の低い製品はどのメーカーなのか、興味がある。

 
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