京都府と京都市はそれぞれメガソーラーを建設


京都府と京都市のメガソーラー

2012年01月04日

京都新聞サイトの1月3日記事「メガソーラー独自立地へ 京都府と京都市」によると、京都府と京都市はそれぞれ、メガソーラーを独自に建設する計画だ。先ずは京都府は次のとおり。

(京都)府は今月中に学識者や太陽光パネルメーカー、電力会社などを交えた「けいはんなメガソーラー検討協議会」(仮称)を設立する。学研都市の中心エリア「精華・西木津地区」(精華町、木津川市)を念頭に3ヘクタール以上が条件となる用地を協議会で選定し、出力1メガワット以上のパネルを設置する。

学研都市は再生可能エネルギーを地域内で有効活用する「スマートコミュニティー」(次世代環境都市)の研究開発拠点として昨年12月に国の国際戦略総合特区に指定された。特区では地域で発電した電力と従来の電力を組み合わせることが可能になる特例措置を求めており、府は新設するメガソーラーでつくった電力を学研都市内の電力供給体制に組み込み、未来型のエネルギーシステムを確立していく方針だ。(C)京都新聞

京都府の計画するメガソーラーの出力は「1メガワット以上」とのことなのでそれほど大きなものではない。ただ、このメガソーラーを設置場所の学研都市の電力供給体制に組み込む、という点が大きな特徴だ。この、電力供給体制にメガソーラーを組み込むのは、この地区がスマートコミュニティーの研究開発拠点として国から特区指定を受けたから可能となった。

この「スマートコミュニティー」とは、再生可能エネルギーの地域内有効活用と引用記事にはあるが、要はスマートグリッド技術を使用して有効活用をはかる、ということだろう。

一方、京都市は次のとおり。

京都市も水垂埋め立て処分場跡地の北側部分(約9ヘクタール)にメガソーラーを立地する計画。出力2メガワットの装置を2基設置する計画で約1千世帯分の年間電力消費量に相当する発電量を見込む。

これまでに約10社から引き合いがあり、今月中には事業者の公募に踏み切る。近く専門家による選定委員会も設置し、2月には事業計画を審査した上で事業者を決定、12月の運転開始を目指す。初期投資には15億円程度が必要とみられ、市は事業者の採算が合うまで用地を無償提供することも検討している。(C)京都新聞

京都市の方は研究ではなく、純粋にメガソーラーを建設する。出力は2メガワットを2基というから、計4メガワットとなる。関西地区としては結構大きなメガソーラーだろう。来月2月には事業者を決定し、今年12月に運転開始、という素早い計画だ。なお初期投資は15億円とのこと。出力は4メガワット、つまり4000キロワットだから、1キロワットあたりの設置費用は37万5千円となる。さすがにメガソーラーだけあってスケールメリットが効くのか、だいぶ安いと思う。太陽光発電装置の価格下落で、かなり安くメガソーラーの建設が可能な時代になった、ということだ。

 
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