稚内市の出力5メガワットのメガソーラー


稚内市のメガソーラー

2011年05月17日

稚内市のメガソーラーの話題だ。朝日新聞さいとの5月12日記事「稚内市移管の太陽光発電、900万円稼ぐ 3月・4月」から一部を引用する。

北海道稚内市の大規模太陽光発電施設「稚内メガソーラー発電所」が、3月に市に移管されて以降、4月までに計900万円以上の売電収入をあげた。市は太陽光発電による電力と収入を活用した運営策を検討している。

同発電所は3月19日、独立行政法人・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から同市に無償譲渡された。

同市声問の敷地に太陽光パネル計2万8500枚を張った架台を並べ、最大出力は5020キロワット。一般家庭1700戸分の電力に相当するという。

太陽光発電した電力は、電力会社に売ることができる。家庭用の場合は本年度から1キロワット当たり42円だが、大規模な事業者は個別契約で稚内市は12円。4月から2千キロワットの太陽光発電所を運営している山梨県北杜市は、15円で商社に販売しているという。

稚内では3月の天候が比較的良かったため、19~31日の12日間で計26万8481キロワットを北電に供給し、322万1772円を請求。4月は計49万5364キロワット送り、594万4368円を請求した。市は年間4700万円(3.91ギガワット)の売電収入を予定している。
... (C)朝日新聞

この稚内市のメガソーラーは、産業技術総合開発機構(NEDO)の研究施設だったもの。どのような研究だったかは大規模電力供給用太陽光発電 系統安定化等実証実験(稚内サイト)に詳しい。この研究用の太陽光発電所が、研究の終了とともに稚内市に3月19日、移管された。移管は無償とのこと。稚内市は恐らく土地などの便宜をNEDOに供与した見返りと思われる。

このメガソーラーは約5メガワット。メガソーラーとしても充分に大きい。この出力に要した太陽光パネルは2万8500枚とのこと。割り算をすると、太陽光パネル1枚当たりの出力は約0.18キロワットだ。シリコン結晶型なら0.2キロワット程度なので、若干効率は低めの太陽光パネルだ。

このメガソーラーで発電した電力は電力会社に売電している。売電価格は、大規模事業者の場合、今年度は1キロワット時あたり12円だ。上記引用記事では、この売電電力量の単位がすべて間違っている。「キロワット」ではなく「キロワット」だ。朝日新聞ともあろう大新聞が情けない。

この売電は結構な金額に上ったようだ。3月は約27万キロワット時で約322万円の売り上げとなった。4月は約50万キロワット時で約594万円の売り上げだ。たった2ヶ月で900万円以上を太陽光発電で売り上げたことになる。稚内市は、年間にこのメガソーラーで4700万円の売り上げを予定している、とのことだ。

 
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