三菱電機の大出力太陽光発電モジュール


三菱電機の大出力太陽光発電モジュール

2009年09月11日

朝日新聞サイト9月11日記事「三菱電、大出力の海外向け太陽電池モジュールを1月投入」から一部を引用する。

三菱電機は10日、海外の太陽光発電システム向けに「大出力無鉛はんだ太陽電池モジュール」を2010年1月15日に発売すると発表した。
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太陽電池セルに2本バスバー電極を使う従来設計を見直し、バスバー電極の本数を2倍の4本にすることでセル内部の電気抵抗を低減。セル1枚あたりの出力を高めた。また、モジュールのセル枚数を50枚から60枚に増やしモジュールサイズを大型化。4本バスバーの採用とあわせ、モジュール1枚あたりの出力を同社従来品比最大24%高めた。太陽光発電システムを従来より少ないモジュール枚数で構成でき、架台など施工部材費用や設置工事費を抑えられる。

太陽光発電システム市場は、地球温暖化防止に向けた二酸化炭素(CO2)排出量削減の取り組みなどで急拡大している。固定価格買い取り制度を導入する欧州や助成制度がある米国では投資資金の回収効率を重視する大規模システムが多く、1枚あたりの出力が高い太陽電池モジュールのニーズが高まっている。 (C)朝日新聞

太陽光発電用の太陽電池モジュールの効率アップが市場から望まれている。効率がアップすれば少ない面積で旧来と同一出力が得られる。これは土地の狭い日本でのニーズだ。欧米では、高い金額の固定価格買取制度のためより大出力モジュールへのニーズがある。ただ、従来のシリコンタイプの太陽光発電モジュールでは高効率化・高出力化はなかなか難しい。そのためシリコンではない次世代タイプを開発しているメーカーも多い。

三菱電機の解が「大出力無鉛はんだ太陽電池モジュール」だ。これは内部電極の本数を倍にすることで内部電気抵抗を減らして出力を高めた、とのこと。これに加え、モジュールのセル数を増やして大型化してモジュール1枚当たりの出力を大幅に増やした製品だ。大型化した、ということで、これは日本よりは欧米向の製品だ。事実、これは海外向けの製品、とのことだ。

三菱電機には、次に日本向けに旧来と同一サイズで出力アップした製品を期待したい。

 
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