ネイティブアメリカンの太陽光発電所


ネイティブアメリカンの太陽光発電所

2010年01月22日

エコロジーオンラインサイトの1月19日記事「【アメリカ発】ネイティブ・アメリカンが太陽光発電事業に乗り出す」から一部を引用する。

アメリカのニューメキシコ州に住む人口約3000人のへメス・プエブロ族は、現在、実用規模ではネイティブ・アメリカンとして初めての太陽光発電所建設を目指している。貧しいネイティブ・アメリカン種族に安定した収入源をもたらすことが期待される。

今回のプロジェクトでは、30エーカー(約12ヘクタール)の土地に14,850個の太陽光発電用パネルを設置する予定。資金は政府のさまざまな融資や交付金、税額控除を利用して得る。これにより600家庭分の電力を供給することが可能で、始動から25年間で2500万ドルの利益を生む見積もりだ。

ネイティブ・アメリカンが非常に貧困なことは有名だが、その失業率は米国の失業率の2倍以上にもなる。
「我々には、小さなコンビニを除いて、全く収入源がないのだ」と話すのは現在プエブロ族を議会で代表するJames Roger Magdalena氏。今回のプロジェクトがプエブロ族にとって安定した収入源になることの重要性を強調する。
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米エネルギー省の試算によると、全米でネイティブ・アメリカンが保有する土地5500万エーカーを利用すれば、風力発電では年間550万キロワット時を発電可能だという。太陽光発電なら更に多くの電力を発電可能で、年間17兆キロワット時の電力を発電することが可能だとする。これは全米で発電される総電力の約4倍にもなるという。
...(C)エコロジーオンライン

米国ニューメキシコ州に住むネイティブアメリカンが太陽光発電所を建てる話題だ。ネイティブアメリカンが建設する太陽光発電所は初めて、とのこと。

太陽光発電所の規模は、土地が12ヘクタール、太陽光発電パネルが14,850個ということ以外不明だ。これをもとに概算する。通常、太陽光パネル1枚の出力は0.2キロワットなので、14,850×0.2 = 2970キロワットとなる。出力約3メガワットの太陽光発電所だ。これは小さくはない、メガソーラーだ。

ネイティブアメリカン達は貧困に苦しんでいる。失業率は米国平均の2倍以上とか。この太陽光発電所がネイティブアメリカン達に安定した収入をもたらすことが期待されている。なお建設費は様々な融資・交付金・税額控除を駆使して捻出するようだ。この発電所による利益は、25年間で2500万ドル、約20数億円に上る。

少数民族の貧困対策に太陽光発電所建設、という政策はおそらく有効だろう。もちろん、政府の全面的な資金バックアップが前提だ。

 
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