次世代の色素増感太陽電池開発成功


次世代の色素増感太陽電池開発成功

2009年10月09日

エコロジー関連ニュースサイトであるエコロジーオンラインサイトの」10月2日付記事「実用化が見えてきた色素増感太陽電池」から一部を引用する。

総合印刷会社の日本写真印刷(NISSHA)と島根県産業技術センターは、色素増感太陽電池の事業化に向けた研究開発を共同で行い、耐久性およびデザイン性の高いサンプル製品の開発に成功した。同製品は、10月6日から幕張メッセで開催されるIT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2009」で一般公開され、今後の商品化の可能性を探っていく。

色素増感太陽電池とは、色素を使って太陽光を電気エネルギーに変換する太陽電池のこと。現在主流であるシリコン系の太陽電池よりも安価な原材料で、印刷技術を用いて製造できる。また、光の入射角度や温度による影響を受けにくいなどの利点があり、次世代の太陽電池として、ソニーやTDK、太陽誘電などでも研究が進められている。

今回、開発された12cm角サブモジュールでは、従来の色素増感太陽電池の弱点だった耐久性の向上に成功。変換効率においても、アモルファスシリコン太陽電池に匹敵する6.7%を達成した。その他、半透明なシースルータイプのモジュールもあり、使用する色素の選択によりカラフルな太陽電池の製造が可能だという。

展示会では、窓ガラスやノートパソコン、アクセサリーなどに応用した太陽電池製品が多数並ぶ予定だ。...(C)エコロジーオンライン

今日は色素増感太陽電池の話題だ。色素増感太陽電池は、太陽電池のその他の種類によれば、次のような太陽電池だ。

色素が光を吸収して電子を出すことを利用した太陽電池です。原理的に光合成型といえます。実際、緑色のクロロフィル化合物で作ることも可能です。原材料が安価で単純構造なので安く製造が可能ですが変換効率は高くなく、また耐久性に課題もあります。しかし色素を選ぶことでカラフルな太陽電池が可能となります。

色素増感太陽電池の特徴は、安価であること、カラフルであること、であるが、マイナス点としては変換効率があまり高くないことがある。しかし今回の太陽電池は、「アモルファスシリコン太陽電池に匹敵する6.7%」とのことなので、非シリコン系太陽電池としては充分なレベルだ。またいままで問題だった耐久性もアップしたようだ。

また色素増感太陽電池は原材料が色素なので、印刷技術を利用して太陽電池を製造できることも特徴だ。この特徴がゆえに大量生産が可能となる。

今後が非常に期待される太陽電池だ。

 
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