電力会社の太陽光オンサイト発電


電力会社の太陽光オンサイト発電

2009年08月30日

8月28日付毎日新聞サイト記事「九州電力:太陽光オンサイト発電事業、今秋に実証設備」から一部を引用する。

一般企業向けに太陽光発電設備を提供し、発電した電気を販売する太陽光オンサイト発電事業を検討している九州電力は今秋、グループ会社の4施設に実証実験用の設備設置を始める。

太陽光オンサイト発電は、工場や大型商業施設の屋根に九電が発電設備を設け、そこで発電した電力をその事業者に買ってもらう仕組み。太陽光発電は、発電電力量に対し、設備を作るための初期投資額や運用コストが負担となるため、普及が遅れている。このため、九電が設備設置と運営費用を負担し、発電電力は事業者側に販売する検討を始めた。
...
設備を設置するのは
...
の4カ所。発電電力量は、合計約200キロワットの予定。

眞部利應社長は「環境面へ貢献するため、企業のCSR(社会貢献)や繁忙期の電力供給量抑制にも寄与するはず」と話す。既に関心を寄せる数社から引き合いや問い合わせが来ているという。

販売電力料金については、「通常販売価格よりは相当高くなるのでは」(眞部社長)と予想する。(C)毎日新聞

太陽光オンサイト発電とは、電力会社が企業の屋根に太陽光発電設備を設置・運用し、その企業にその太陽光発電による電力を売る仕組みだ。なるほど、このような方法があるのだ。企業にとっては、償却が10~20年に及ぶ太陽光発電システムを設置する必要がない、というメリットがある。電力会社にとっては、太陽光発電による発電量目標をできるだけ早く達成するための施策という面の他に、企業に設置した設備から発生する太陽光発電電力はその企業に通常より高い価格で電力を売ることが出来る、というメリットもある。企業と電力会社の思惑が一致して、この「太陽光オンサイト発電」が始まる、という訳だ。

今回の九州電力の太陽光オンサイト発電の規模は200キロワットとそれほど大きくは無い。しかし太陽光発電を推進するためには各電力会社はこの太陽光オンサイト発電を積極的に推進してもらいたい。

 
QLOOK ANALYTICS