パレスチナに大規模太陽光発電設備設置


パレスチナに大規模太陽光発電設備設置

2009年09月03日

9月3日付の東京新聞記事「太陽光を和平構想に活用へ 日本政府、パレスチナで」から。

政府は3日までに、日本のパレスチナ和平支援構想「平和と繁栄の回廊」の中心事業としてヨルダン川西岸のパレスチナ自治区エリコ南部に建設予定の農産業団地に、太陽光発電施設を設置する方針を固めた。政府関係者が明らかにした。イスラエル、パレスチナ双方が経済開発に関与することで和平プロセスの推進を目指す事業に日本が先進技術を提供、和平と温暖化対策の「一石二鳥」を狙う。

パレスチナ自治政府は10月にアッバス議長の訪日を計画しており、日本側が首脳会談で正式にこの計画を伝える可能性もある。実務レベルでは既にパレスチナ側から了承を得ており、政府は早ければ本年度末に設置作業を始めたい意向だ。

関係者によると、パネル50枚などからなる発電装置を66セット設置。発電能力は年間約960メガワットと試算され、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の削減量は年間約670トンの見込み。発電装置はパレスチナの電力会社が管理運用する。

エリコは、日照時間が長く、太陽光発電に適しているとされる。(C)共同、東京新聞

日本のパレスチナ和平支援構想「平和と繁栄の回廊」の中心事業としてヨルダン川西岸のエリコに、太陽光発電施設を設置するとのこと。発電能力は年間約960メガワットと、ほとんどギガワットの大規模太陽光発電施設だ。記事にもあるとおり、「日本が先進技術を提供、和平と温暖化対策の一石二鳥を狙う」とは思うが、腑に落ちないことがある。

大規模設備のようなので費用はかなりの額に上ることが予想される。日本はいま自民党から民主党へ政治が大きく移行する時期なのに、なぜ高額予算の執行を急ぐのだろうか。民主党から予算を削られる前に執行してしまえ、という思惑を感じるのは私だけだろうか。もっとも、設置場所が血に飢えた国イスラエルではなくパレスチナなので民主党も原則的には反対しないだろう。それなのに政府が予算執行を急ぐ、ということは、かなりうがった見方だが、この事業には日本の太陽光発電システムメーカーと政府に癒着があるのではないだろうか。

今日はほとんど政治ブログで、失礼しました。

 
QLOOK ANALYTICS