オーエスのシート型太陽電池によるポータブル電源装置


太陽光発電のポータブル電源装置

2011年04月11日

今回の震災で、ポータブル型の電源装置に注目が集まっている。このブログの4月5日記事太陽光パネルと充電装置の電源装置でも、大和ハウスから発売された可搬式の電源装置「ソーラーストレージ」を話題にした。今日の話題も同様のシステムだ。それは、オーエスのモバイルソーラーユニットだ。

この製品は、同社のスクリーン技術を応用した、巻き取り型の太陽光発電スクリーン、が大変ユニークだ。そのスクリーンの太陽光発電モジュールを同社はソーラーシートと呼称している。製品スペック表では、そのソーラーシートのサイズは、0.36m×0.9m。面積は0.324平方メートルとなる。そしてその出力は16ワット、ということは0.016キロワット。もしシリコン結晶系太陽電池なら、約1.5平方メートルで出力0.2キロワットなので、0.324平方メートルなら0.043キロワットとなる。実際は0.016キロワットなので、このソーラーシートの太陽電池としての能力は、シリコン結晶系太陽電池の約1/3となる。このソーラーシートの太陽電池は、「フレクシブルアモルファス」型とのこと。これだけではどのような太陽電池か不明だが、印刷技術を応用できる太陽電池であることはわかる。

このソーラーシートは巻き取り可能で、可搬性が優れている。重量は約3kgしかない。

この装置には、ニッケル水素電池による蓄電機能もある。ただ容量は大きくはない。22.8Whだ。約20ワットの機器を1時間しか使用できない。なので、携帯充電を使用目的のメインとして考えられた製品と思う。ただ装置は2台連結できるので、その場合には倍の蓄電容量となる。

それほど高機能ではないが、今回の災害現地での使用を想定してか、価格は安い。29,800円だ。それにLEDランタン、USBハブ、USV携帯充電器を付加したセットが31,800円と、これは大変安い。オーエス社、非常に良心的会社と思う。

 
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