アルミ反射板による両面の太陽光発電パネル


アルミ反射板による両面の太陽光発電パネル

2010年01月08日

朝日新聞サイトの1月5日付の日刊工業新聞記事「空港エコプランニングなど、太陽光発電とLED複合の照明開発」から。

空港エコプランニングや梶原電気などの中小企業が共同で、太陽光発電・発光ダイオード(LED)照明システム事業に乗り出した。防犯灯や発電フェンスなどを開発、生産、販売する。...

開発した防犯灯は太陽光発電ユニット、蓄電装置、LED照明を備える。太陽光発電ユニット部は両面受光型セル4枚で構成。さらに空港エコが考案した反射効率の高いアルミニウム製の反射板を組み込みセル裏面の受光率を高めた。片面タイプと比べ発電力は約1・6倍。また、LED照明部にもアルミ反射板を利用し照度を高めた。設置場所も自由でメンテコストも低減できる。セルはAGC硝子建材エンジニアリング(東京都千代田区)製。

空港エコの試算によると、同システムは通常の蛍光管利用の照明灯と比べ、年間の消費電力、二酸化炭素(CO2)排出量ともに27%削減できるという。
...発電フェンスも同様のアルミ反射板利用の両面受光型で、建物の壁面、屋上などで利用する。現在、東京、東北など各地の空港関連施設に提案中。 (C)日刊工業新聞

今日話題の空港エコプランニングという会社がどのような会社か、ホームページを見つけられなかったので不明だが、ネーミングや引用記事から察するに、エコ製品を企画・製造して空港関連施設に販売している会社のようだ。その空港エコプランニングと仙台の梶原電気の共同開発製品が今日のテーマで、太陽光発電とLED照明を利用した防犯灯だ。

この防犯灯は、太陽光発電ユニット、蓄電装置、LED照明から構成される。大きな特徴は太陽光発電ユニット。アルミ製の反射板を組み込んだ、両面受光型の太陽光パネルを使用しているのだ。アルミの反射版といって馬鹿に出来ない。その成果は、片面受光型の1.6倍の発電能力とのことなので、反射板により片面の6割の発電をしているということになる。単位面積当たりの発電量を増やすにはすばらしいアイデアだ。

発電フェンスの製品もあり、こちらにもアルミ反射板を組み込んだ両面受光型だ。

単なる両面受光型の太陽光発電パネルは大メーカーも製造しているが、それに廉価なアルミ板の反射板を付けて発電量を増やす、というアイデアは中小企業ならでは、のアイデア商品だ。

 
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