120ワットの太陽光発電で動くクレーン


太陽光発電で動くクレーン

2010年04月14日

太陽光発電は様々な分野に応用されているが、今日の話題はクレーンだ。読売新聞サイト大分版の4月14日記事「太陽光クレーン開発 津久見の会社 山間部で活用見込む」から一部を引用する。

産業機械などを製造しているヤクテツ(本社・津久見市、大野好一社長)が、太陽光で動くクレーンを開発した。現在は試作の段階だが、今秋をめどに「太陽光発電エコクレーン」(高さ約6メートル、幅約10メートル、つり上げ荷重3トン未満)の発売を目指している。

ソーラーカーをヒントに約1年間かけて開発した。試作機は高さ1・9メートル、幅1・6メートル。30ワットの太陽光パネルを4枚使っており、つり上げ荷重は150キロ。パネルのほかバッテリーも備えており、日没後でも約1時間動く。

クレーンの部品は溶接ではなく、ピンでつなぐ仕組みで、試作機は1~2時間で組み立てられる。同社では、電源を取りにくい山間部の建設工事などでの活用を見込んでいる。

販売価格は太陽光パネルやバッテリーが必要なことから、通常の同型クレーン(300万~500万円)よりも3割程度、高くなる見込み。同社は「販路拡大を目指したい」としている。(C)読売新聞

巨大クレーンなどを製造している大分県津久見市のヤクテツが太陽光発電で動作するクレーンを開発した。クレーンとしてはサイズは小さく、高さ1.9メートル、幅1.6メートルだ。画像のとおり、クレーンの屋根の部分に4枚の太陽光パネルがある。パネル1枚の出力は30ワット。パネルは4枚だから、出力は120ワットということになる。この120ワットの出力で、150キログラムの吊り上げが可能というから、その能力の高さには驚く。なおこのクレーンにはバッテリーも装備されている。引用記事では日没後も約1時間動作とのことだが、主な目的は安定した電力供給のためだろう。吊り上げ動作の途中で空が曇って電力が低下しクレーンが止まる、ということはあってはならないからだ。

このクレーンは1,2時間で組み立てられるそうだ。電力が確保しにくい山間部での建設現場での使用を想定しているとのこと、確かにこの目的の需要はあるだろう。

地方からユニークな商品の登場に拍手。

 
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