レンゴー新工場の太陽光発電の出力は1535キロワット


レンゴー新工場の太陽光発電

2010年05月11日

企業の工場の屋根に設置された大規模な太陽光発電設備の話題だ。毎日新聞サイト5月10日記事「レンゴー:太陽光発電で工場を稼働」から一部を引用する。

レンゴーは10日、好天時に昼間の使用電力すべてを太陽光発電で賄える福島矢吹工場(福島県矢吹町)を稼働した。同社は07年、新京都事業所(京都府長岡京市)で太陽光発電を取り入れたが、工場全体に供給する規模は初めてで、全国的にも珍しいといい、環境への取り組みをアピールする狙いだ。

新工場は各種段ボールを製造しており、郡山工場(同県郡山市)を移転して、115億円をかけて建設した。屋上や敷地内にシャープ製太陽電池パネル計8532枚を配置した。年間約145万キロワット時の発電が可能で、約400世帯分の消費電力に匹敵する。また年間約640トンの二酸化炭素排出量を削減できるという。雪や雨、曇りの時には従来通り電力会社の電気を使用するが、休日には余った電力を売るという。(C)毎日新聞

その工場は、ダンボール製造で著名なレンゴーの福島県新工場だ。規模は、シャープ製の太陽光パネルを8,532枚も工場屋根に敷き詰めた、とのこと。年間発電量は約145万キロワット時と、大規模だ。この記事に出力は明記されていないが、レンゴーのニュースリリースページによると、この太陽光発電システムの出力は1,535キロワットだ。ひとつの工場でメガソーラーを設置する時代になったのだ。そしてこの太陽光発電の電力のみで、工場のすべての電力を賄えるそうだ。

ちなみにこのホームページによると、太陽光パネルは多結晶型だ。多結晶型は単結晶型よりは若干能率が低いが、この広い面積に設置するので発電の能率は問題ではないのだろう。出力1,535キロワットを太陽光パネルの枚数8,532枚で割ると、パネル1枚当たりの出力は約0.18キロワットだ。パネルの大きさにもよるので一概には言えないが単結晶型では0.2キロワット程度なので、多結晶型は若干低い。

またそのレンゴーのホームページには、工場屋根の太陽光パネルの画像も掲載されている。それを見ると、太陽光パネルは傾斜を付けずに設置されていた。南に向かって傾斜を付けたほうが発電量は多くなるが、設置面積が広いので発電量の問題よりもその傾斜を付ける工費の削減を優先したと想像される。ただ、福島県は積雪があるはずなので、傾斜を付けたほうが積雪時には有利と思うが。融雪装置でも付いているだろうか、それとも設置場所の福島県矢吹町はほとんど積雪の無い町なのだろうか。

最後に関係のない話。このレンゴーのニュースリリースページのタイトルは、検索エンジンを意識してキーワードを多数ちりばめている。最近はこのようなタイトルのサイトは減っているので、大メーカーサイトでお目にかかるとは思わなかった。(このようなタイトルは最近は検索エンジンからマイナスの評価を食らうようだ。)

 
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