太陽光発電の2009年設置容量は日本3位、ドイツ1位


太陽光発電の2009年設置容量は日本3位

2010年04月27日

10日ほど前の記事だが、時事通信サイト4月16日付け記事「太陽電池、日本は世界3位=09年の設置容量-米調査」から。

米太陽エネルギー工業会(SEIA)が15日発表した調査報告によると、2009年の太陽電池の設置容量で、日本は米国などを抜いて世界3位に浮上した。住宅用太陽光発電システム購入への補助金や、家庭で発電した電力の買い取り制度が寄与した。

日本では、05年に補助金が廃止されてから太陽光発電の導入が一時低迷したが、昨年は484メガワット(MW)と一気に過去最高を更新。首位はドイツ(3800MW)、2位はイタリア(700MW)だった。

日本は累積容量でも2628MWと世界3位。首位はドイツで9677MW、2位はスペインで3595MWとなった。(C)時事通信社

米太陽エネルギー工業会の発表によると、太陽光発電設備の2009年の設置容量で日本は3位になった。設置容量だから、2009年に太陽光発電を設置した合計容量だ。次の順位とのことだ。
(1)ドイツ 3800メガワット
(2)イタリア 700メガワット
(3)日本 484メガワット

さらに、2009年末までの累積の設置容量は次の順位だ。
(1)ドイツ 9677メガワット
(2)スペイン 3575メガワット
(3)日本 2628メガワット

日本の2009年の伸びは急激な伸びだそうだ。2009年は年初めから設置補助金が再開され、また11月から今までの倍の価格での固定価格買取制度が始まったので、急進も当然だろう。

興味深いのはスペイン。累積では世界3位なのに2009年は3位までに入っていない。これは、このブログでも以前書いたとおり、固定価格買取制度の買取価格が3倍という高値から急落したことが原因だろう。これから考えると、太陽光発電の設置は設置補助金より高値での固定価格買取制度のほうが効果がある、ということだ。

もうひとつ興味深いのはドイツ。累積で9677メガワットで、2009年の設置は3800メガワット、ということは、今までの39%分が2009年に設置されたということだ。別の見方をする。前年の2008年末までの累積容量は、9677 - 3800 = 5877メガワットだから、さらに計算すると、2008年までの累積の65%相当が2009年度に設置された、ということだ。この急速な設置の進展は凄い。ドイツの買取制度のみならず、ドイツ市民のエコの高さを証明していると思う。

なお、大新聞の冗長な文章にウンザリしている私には、今日の引用記事の的確で無駄のない時事通信社の文が新鮮に映った。

 
QLOOK ANALYTICS