アモルファスシリコン系薄膜型太陽電池の太陽光パネル装備の駐車場LED照明


太陽光パネル装備の駐車場LED照明

2011年04月22日

SankeiBizサイトの4月20日記事「太陽光だけで充電可能、LIXILが駐車場向けLED照明」から一部を引用する。

INAXやトステムなどが4月に統合して誕生した住設機器・建材大手のLIXIL(リクシル)は20日、太陽光だけで充電可能な駐車場向けのLED(発光ダイオード)照明を5月2日に発売すると発表した。東日本大震災に伴い東北や関東での電力不足が深刻化するなか、外部電源を使わない利点を訴え、販売拡大につなげたい考えだ。

売り出すのは「ポリカソーラーLEDライト」で、太陽電池とLED照明を組み合わせたのが特徴。

カーポートや駐車場の屋根に太陽光を設置することで、車の乗降時の足元の照明灯や入庫時の誘導灯として使用できる。価格はLED照明が3万4545円、太陽光システムが1万7745円。合わせて初年度1000万円の販売を目指している。(C)SankeiBiz

LIXIL(リクシル)という会社を私は知らなかったが、この4月に発足した会社とか。INAX、トステム、新日軽、サンウェーブ、東洋エクステリアという、すべて大きな5つの会社が統合した会社だ。寡占にならないか心配になるくらいだ。

このリクシルから、太陽光だけで充電可能な駐車場向けのLED照明が5月に発売される。この製品の詳細は、リクシルのニュースリリースの薄膜型太陽電池を採用し、安定した発電が可能なカーポート・駐輪場用「ポリカソーラーLEDライト」新発売に詳しい。

施工例、ソーラーパネル、LEDライトについては画像のとおりだ。太陽光パネルからの電力を、この資料では公開されていない蓄電池に充電し、夜間の照明に利用する製品だ。この施工例画像や、上記引用記事中の価格からわかるとおり、これはいわゆるセキュリティライト(太陽光発電利用)よりは高級な製品のようだ。セキュリティライトなら1万円未満で購入できるが設置は購入者が原則。しかし、上記の製品は施工業者に施工を依頼するタイプの製品のようだ。

さて、この太陽光パネル画像のとおり、この太陽光パネルは基盤がポリカーボネート。そして薄膜太陽電池にフッ素樹脂コーティングが施されている。

この薄膜太陽電池はアモルファスシリコン系薄膜型太陽電池とのこと。このタイプは、通常のシリコン結晶型太陽電池に比べると発電効率は低いが、気温の変動や日陰に強い、という特徴があるので、駐車場設置に向いていると言えよう。

ただ、「冬場であっても正午前後の4時間以上パネル全体に直射日光が当たる場所であること」ならびに「パネルの1/10が陰になった場合で発電量は約1/4に、パネルの1/4が陰になると発電量はほぼゼロ」との2点には注意が必要だ。日陰に強いアモルファスシリコン系太陽電池であっても、1/4が日陰では発電できないことに注意したい。

 
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