スペイン太陽光発電所の太陽光パネルは京セラ


スペイン太陽光発電所の太陽光パネルは京セラ

2009年12月21日

このブログの12月17日記事「日立の受注したメガソーラーは京セラの太陽光パネル使用」で、日立が東京電力から受注した出力13メガワットの大規模太陽光発電所の太陽光パネルはすべて京セラが6万枚を供給することを話題にした。今日も京セラの話題。朝日新聞サイトの12月21日付の日刊工業新聞記事「京セラ、スペイン2施設に太陽電池パネル納入」から一部を引用する。

京セラは、スペイン中部の太陽光発電所2施設に太陽電池パネルを納入した。11月稼働の発電出力31・8メガワットのドゥルシネア発電所(クエンカ県)と、同15・5メガワットのドン・キ・ホーテ発電所(シウダ・レアル県)。京セラは両施設の計47・3メガワットの83%にあたる計39・3メガワット分(約19万枚)を供給した。同社の太陽光発電所向け供給量としては過去最大。

両施設ともスペイン大手発電事業者のアバンツァリア(マドリード市)が設置、運営する。同パネル設置面積は両施設で計33万8581平方メートルで、約1万7700戸分の年間消費電力をカバーする。 (C)日刊工業新聞社

スペインは日照時間が長く、また固定価格買取制度の恩恵もあり、ドイツに次いで太陽光発電の盛んな国だ。そのスペインにメガソーラーは数多くある。そのうち、出力31.8メガワットのドゥルシネア発電所と出力15.5メガワットのドン・キ・ホーテ発電所に京セラが太陽光パネルを供給した。

両発電所は規模が大きく、日本にあればトップの規模だ。2発電所の出力合計は、47.3メガワットで、そのうちの83%分にあたる39.3メガワットの太陽光パネル19万枚を供給した、とのことだ。この量は同社の太陽光発電所向け太陽光パネル出荷量としては過去最大、とのことだがこの量なら当然だろう。

先の記事の日立の場合は、13メガワットで6万枚なので、太陽光発電パネル1枚当たりの出力は約220ワット。スペインの量発電所向けは39.3メガワットで19万枚なので、1枚当たりの出力は約210ワットとなる。1枚当たりの出力は10ワットしか違わないので、これは誤差の範囲で、同種の太陽光発電パネルと予想できる。

それにしても、スペインのドン・キ・ホーテ発電所には、太陽光発電ではなく風車の風力発電所の方が似合っていると思うのは私だけではないだろう。ただ風車に突進するのが鳥なのはいただけないが。もう一つのドゥルシネア"姫"発電所といい、スペイン人は発電所の命名がユニーク・文学的だ。

 
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