リチウムイオン蓄電池と太陽光発電を備えたマンションが国分寺に建設中


リチウムイオン蓄電池と太陽光発電を備えたマンション

2011年04月27日

三菱重工の4月26日ニュースリリース記事「リチウム二次電池が蓄電・非常用として国分寺のエコマンション向けに初採用 節電・停電対策ニーズに応え出力3kW~数千kWのシステムをラインナップ」から。

三菱重工業は、三井不動産レジデンシャル株式会社が東京都国分寺市に建設している環境調和型のエコマンション「パークシティ(Park CITY)国分寺」向けに、リチウム二次電池を使った定置用蓄電池システムを納入する。40kWhの大きな蓄電容量を持ち、屋上に設置された太陽光発電設備で発電される電力を蓄電する一方、停電時にはライフライン維持に威力を発揮する。当社のリチウム二次電池が集合住宅に採用されるのは初めてのことで、納入は9月の予定。
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当社が納入するリチウム二次電池による蓄電設備は、太陽が出ている間につくられた電力を蓄え、夜間の各共用部に供給するだけでなく、万一の災害時などに電力会社からの送電が途絶えても、この蓄電機能により最大40kWh相当の電力を緊急性の高い設備に供給することが可能。同設備は、コンパクトで高い出力を長時間供給できるのが特長で、双方向コンバータはニチコン株式会社製を採用している。
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3月に発生した東日本大震災に伴い関東を中心に長期の電力不足が懸念されるなど、節電や災害対応に向け蓄電設備に対する需要が高まっている。このため、当初は2012年の発売を予定していたが、前倒しで製品化を進めることにした。
...(C)三菱重工業

東京の国分寺に建設中のエコ型マンションに納入される蓄電池の話題だ。

このエコ型マンションは、もちろん太陽光発電設備が屋上に設置されている。これだけの話題なら最近はよく耳にするが、目新しい点は、このマンションにはリチウムイオン蓄電池が装備されている、ということだ。

このリチウムイオン蓄電池は、日中の太陽光発電時に電力を蓄える。そして夜間、マンションの共用部に電力を供給する。さらに災害時の停電時に、緊急性の高い設備に供給することが可能、ということだ。このリチウムイオン蓄電池の蓄電容量は最大40kWhと、大型だ。

震災後の停電対策用製品という位置づけで、今後は、太陽光発電とかなり大容量のリチウムイオン蓄電池を組み合わせた製品が各社から発売されるだろう。これはかなり大きなマーケットとなることが予想される。

 
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