サンテックの太陽光発電モジュール新製品は出力5.5%アップ


サンテックの新製品

2010年02月18日

このブログの昨年9月1日記事によると、中国の太陽電池メーカーである「サンテックは2009年に太陽電池世界一メーカーに」という予測が米国調査会社から発表されている。また当ブログの昨年8月23日記事「太陽光発電システムのSC・家電量販店での販売」で書いたが、そのサンテックはヤマダ電機と提携して日本での太陽光発電システムの販売を開始した。今日の話題はそのサンテックで、朝日新聞サイトの日刊工業新聞2月18日記事「サンテック、太陽光発電モジュール4種を順次発売」から引用する。

サンテックパワージャパン(東京都新宿区、山本豊社長、03・3342・3838)は、業界最高水準の発電効率14・9%の太陽光発電モジュールを含む新製品4機種を3月から順次発売する。単結晶セルの面積を拡大したほか、電極の接続方法を改良した新型パネルを採用。同サイズの標準モジュールに比べて出力を約5・5%向上した。価格は現行品と同価格に設定、家電量販店ルートを主体に拡販する。新製品も含む製品群で、2010年に国内シェア10%の獲得を目指す。

新シリーズでは単結晶セルの対角を従来比10%長い165ミリメートルに伸ばし、セル1枚当たりの面積を約4%拡大。さらに、各電極を細くするなどして集光面積を向上、電極をセルの周囲で連結することで電力を効率的に集める。... (C)日刊工業新聞

サンテックの太陽光発電モジュール(パネル)の新製品の話題だ。特徴は、同一サイズで旧製品に比べ出力が5.5%アップしたこと、価格は据え置いたことの2つだ。

この太陽光発電モジュールは単結晶型太陽電池を使用しているようだ。記事には"業界最高水準の効率14.9%"と書いてあるが、単結晶型で14.9%はそれほど高い変換効率ではないだろう。

出力を5.5%アップしたのは、セルの面積を約4%拡大し、また電極を細くして集光面積を拡大したこと、などの成果のようだ。

サンテックの鼻息は荒いようで、2010年に国内シェアの10%を目指すそうだ。それが可能か否かは、コスト・パフォーマンスにかかっているだろう。サンテックは中国メーカーなので、性能よりは価格での勝負に出てくるに違いない。日本メーカーはどう迎え撃つか。

 
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