北九州市は関門海峡で潮力発電の実験


北九州市の潮力発電の実験

2011年06月23日

読売新聞サイトの6月21日記事「関門海峡の潮流生かせ!北九州市が発電実験へ」から一部を引用する。

関門海峡の潮の流れを利用した潮流発電の可能性を探ろうと、北九州市は今年度、発電機を設置して発電量などを調べる実証実験を始める。
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市によると、関門海峡は、日本海と瀬戸内海の潮位の高低差から1日6時間おきに潮の向きが変わる。最も幅が狭い「早鞆(はやとも)瀬戸」(幅約650メートル)の最大流速は秒速4・8メートルで、水圧エネルギー量は風速40メートル超の強風に匹敵するという。

発電機は、水車(直径、高さ各1メートル)を横向きに置いたような形。3枚の羽根が回って発電する仕組みで、どの方向から潮があたっても回転する。市は一般会計当初予算案に発電機製作費1000万円を計上。九州工業大(戸畑区)の平木講儒(こうじゅ)准教授(45)(宇宙工学)や地元企業などと開発を進めている。(C)読売新聞

このブログは太陽光発電の話題がメインだが、その他の自然エネルギーによる発電も時々話題にしている。「その他」で最も多いのが風力発電。あとは地熱発電がちょっと。さらに話題の少ないのが潮力発電だ。潮力発電については、2010年5月9日の記事「新しい潮力発電の装置」に書いた。その記事中で、潮力発電のタイプとして、水力発電のように海中にダムを設ける方式と風力発電のようにタービンを回す方式の2つのタイプがあることを書いた。今日の話題はその後者の、タービン、というかプロペラを回すタイプだ。

日本で潮の速いことで有名な関門海峡で潮力発電の可能性の実証実験が行われる。その主体は北九州市で、九州工業大や企業と開発を進めている。今回の実験に使用される発電機は、のとおり。3枚の羽根が水平に取り付けられたユニットが4基ある。図を良く見ると、水平の羽根(プロペラ)がわかると思う。う~~ん、私の感触では少し能率が悪そうに見えるのだが。。。

設置場所の関門海峡の最も潮の速い所は、最大流速4.8メートル、水圧エネルギーは風速40メートル超の強風に匹敵、というから凄いパワーだ。かなり頑丈な機械でないと壊れてしまうだろう。

世界的に見ると、潮力発電は極めて出力の大きな発電所ばかりだ。日本にも潮の速い場所はかなりあると思われるので、潮力発電の今後に期待したい。

 
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