米国のビルに太陽光発電を設置するプロジェクトが開始


米国のビルに太陽光発電設置プロジェクト

2011年06月24日

CNNサイトの6月23日記事「世界最大の屋上太陽光発電プロジェクト、米政府が支援」から一部を引用する。

米銀行のバンク・オブ・アメリカ(BOA)は22日、全米のビルなどの屋上に太陽光発電パネルを設置する計画について、エネルギー省を通じて融資保証が受けられることになったと発表した。この種のプロジェクトとしては世界最大の規模になるという。

プロジェクトの総工費26億ドルは4年間かけて民間から調達し、エネルギー省を通じて融資保証を受ける。不動産会社のプロロジスおよび電力会社のNRGエナジーと組み、全米の各州で産業用の建物など数百棟に太陽光発電パネルを設置。発電量は733メガワットを見込んでおり、これは原子炉1基の発電量の約半分に相当し、約10万世帯に供給できる量だという。

米国では政府が多額の補助金を拠出して太陽光発電を推進している。連邦、州、地方自治体の制度を利用すると、太陽光発電システムにかかる経費の最大50%を補助金でまかなえるケースもある。
...(C)CNN

米国のビルの屋上に太陽光発電設備を設置する巨大プロジェクトの話題だ。全州の産業用建物数百棟に太陽光発電設備を設置し、その合計出力はなんと733メガワットだ。太陽光発電の場合は数メガワットの出力でも立派な"大規模太陽光発電"と言えるので、733メガワットは非常に大きい。これは原子炉1基の約半分、とのことだ。

このプロジェクトの総額は26億ドルとのこと。出力合計は733メガワットだから、出力1キロワット当たりの経費は約3547ドルとなる。今日のレート、1ドル80.6円で計算すると、3547ドルは約28万6千円となる。この数字が本当なら、米国は太陽光発電の出力1キロワットあたりの設置費用が日本と比べると随分安いように思う。

この引用記事の最後に、注目すべきことが書いてある。それは、米国では「連邦、州、地方自治体の制度を利用すると、太陽光発電システムにかかる経費の最大50%を補助金でまかなえる」場合もある、とのことだ。日本では、国・県・市町村の補助を全部合わせても、それが50%になるなんて考えられない。日本の太陽光発電設置補助金はまだまだ低額であることがわかる。

 
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