山梨の企業が出力2メガワットの大規模太陽光発電設備を設置


山梨の企業の大規模太陽光発電

2011年06月09日

朝日新聞サイト山梨版の6月1日記事「メガソーラー、韮崎の事業所に エレクトロン山梨が計画」から一部を引用する。

半導体製造装置大手の東京エレクトロン山梨(旧東京エレクトロンAT、韮崎市)が、市内の事業所敷地内に大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の設置を計画していることが31日、わかった。県によると、民間企業単独の太陽光発電施設としては県内で最大級という。今夏に予想される電力不足に備え、自前の発電施設で必要な電力の一部を賄うねらいだ。

同社によると、同市藤井、穂坂両町に分散している山梨事業所の建屋や立体駐車場の屋上部分などに、1万枚強の太陽電池パネルを設置。6割強は同社が藤井の事業所に、残りは親会社が穂坂に並べる。発電量は計2千キロ(2メガ)ワット強。6月初旬に基礎部分の工事に着手し、下旬までに設置を終える。需要期の7月に稼働を始める予定だ。

県内の太陽光発電施設としては、県と東京電力が、来年1月の完成をめざして、甲府市内の公有地で工事を進めている出力10メガワットのメガソーラーが有名だ。北杜市に2メガワット級のメガソーラーもあるが、自家需要向けに設置した民間企業の太陽光発電施設は、数百キロワット規模にとどまる。

エレクトロングループ各社は今夏、生産ラインの週末稼働や従業員の休日を輪番で消化させることなどで、国が求める15%削減の節電目標を達成する計画だ。...
(C)朝日新聞

大震災前は電力会社が主体となってメガソーラーの建設が進められていた。3.11以後、特にこの夏の15%電力削減目標達成のため、大企業はその対応策に腐心しているが、メガソーラーを建設する、という方法もある。その例が今日の話題だ。

半導体製造大手の東京エレクトロン山梨が、韮崎市の事業所内にメガソーラー建設を予定している。その規模は、出力2000キロワット、つまり2メガワット。ひとつの企業が建設する太陽光発電設備としては大変大きい。事実、山梨県内の企業単独の大規模太陽光発電設備としては最大級、とのことだ。

この出力2000キロワットを得るための太陽光パネルは1万枚とのこと。太陽光パネル1枚当たりの出力は割り算をすると0.2キロワットだから、標準的な単結晶シリコン型太陽光パネルだろうか。一般的には、大規模太陽光発電設備では費用をおさえるため、若干出力は低いが多結晶型や薄膜型の太陽光パネルを使用することが多いが、この事例では出力優先のため、効率の高いタイプを使用した、と推察される。

山梨県は日照時間が多く、太陽光発電に適した場所ならでは、の事例だ。今後の電力が慢性的に逼迫することが予想されるいま、大規模太陽光発電設備を設置する企業は増えることが予想される。

 
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